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健康保険証の個人情報 約10万人分が名簿業者に流出

健康保険証の番号や、氏名、住所など、およそ10万人分の個人情報が名簿業者に流出していたことを厚生労働省が発表しました。
流出したのは2005年3月以前に生まれた人のデータで、対象は沖縄県を除く46都道府県に及び、大阪府約3万7000件、奈良県約2万5000件、滋賀県約2万4000件など、近畿地方に集中しているそうです。
厚生労働省は医療機関から流出した可能性が高いとして原因を調査しています。
 
改正個人情報保護法では、名簿業者の届け出制やデータベース提供罪の新設により取り締まりが強化されることになりますが、今回のケースのように違法性が十分に認識された上での犯行を抑止することができるのでしょうか。
続報が気になるところです。

 

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