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大阪府障がい者自立相談支援センター、案内メール誤送信でメルアド流出

大阪府は9月1日、大阪府障がい者自立相談支援センターで研修案内メールの誤送信があり、メールアドレスの漏えいがあったと発表した。発表によると、8月26日、同センターから障がい福祉サービス事業者等に対し、研修案内のメールを送信した。その際、互いのメールアドレスが見えないようBCCで送信すべきところ、宛先欄に全アドレスを入力して送信したため、受信者に自分以外のメールアドレスも表示され、漏えいした。翌27日に送信先事業者から指摘があり、発覚した。送信件数は484件で、宛先別に3回に分けて送付している。分けた宛先は、障がい者入所施設31件、グループホーム運営法人144件、日中活動事業所329件で、重複がある。組織のメールアドレスと考えられるもの459件、組織によって付与されたと考えられる個人のメールアドレス、個人または組織上のアドレスかどうか特定できないもの等が25件。同センターは28日に、誤送信先484件に対し、まずはメールで謝罪と受信メールの削除の依頼を行うとともに、順次電話にて同様の謝罪、説明を行っている。同センターは今後、外部の複数宛先へ一斉送信を行う場合には、庁外の複数の相手先に個別に送信するシステム(安心一斉送信システム)を原則使用することとする。宛先が行政機関である場合や、送信相手先全員が他の送信者に自らのメールアドレスが公開されることを了承されている場合など、同システムを利用しないで外部に一斉送信する場合は、他の職員によるダブルチェックを受ける。また、同センター職員にメールの取扱い方法について再度周知徹底するとしている。
・障がい福祉サービス事業者等に対する研修案内メールの誤送信について(大阪府)
http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=17401

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