経済センサス活動調査の調査票紛失相次ぐ~京都市、相模原市
2012年の経済センサス-活動調査が全事業所・企業を対象に開始されているが、調査票の紛失事故が全国で相次いでいる。京都市は2月16日、同市中京区の統計調査員が2日、事業所から回収した5枚の調査票を紛失したと発表した。調査票には事業所の名称や売上金額、費用総額等の情報も含まれている。調査員は2日の午前と午後にわたって事業所から調査票を回収。同日午後11時頃に自宅で5枚の調査票が見当たらないことに気づき、3日に市に報告した。市職員が調査員とともに事業所を順次訪問し、調査票の置き忘れがないか確認したが発見されていない。区では1月31日にも調査関係書類の入った手提げ袋を置き忘れる事故が発生し、2月3日に全統計調査員に対して文書による注意喚起を行ったところだった。相模原市は2月16日、統計調査員が1事業所分の記入済み調査票を紛失したと発表した。調査員は担当調査区内の記入済み調査票を2月1日以降に順次回収し、同9日に確認したところ、1日に回収した記入済み調査票1枚がないことが判明した。当日通った道や自宅などを探したが見つからず、14日に市に紛失を連絡た。市職員が調査員宅を訪問して確認や事情聴取を行ったが発見できなかった。15日に市から県統計センターに連絡し、調査員本人が警察に紛失届けを提出した。県は国に15日に事故概要を報告。16日に市職員が該当事業所を訪問し経緯説明とお詫びをした。県は改めて県及び市町村連名により、調査員一人ひとりに調査書類の管理について厳正を期すよう周知・徹底を図る。
・平成24年経済センサス-活動調査における調査関係書類の紛失について(京都市)
http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000115526.html
・平成24年経済センサス-活動調査の記入済み調査票の紛失について(神奈川県)
http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p432309.html