関東信越厚生局、捜査情報を含むUSBメモリーを紛失
厚生労働省の地方出先機関である関東信越厚生局(さいたま市中央区)は2月10日、同局麻薬取締部横浜分室(横浜市中区)の男性職員が、捜査情報を記録したUSBメモリー1本を紛失したと発表した。同局によると、職員は2月8日、横浜拘置所(横浜市港南区)で被疑者の取り調べを終え、貸与された生体認証付USBメモリーに被疑者の供述等の捜査情報を上書きし、取調用鞄に戻した後、公用車で職場に戻り、鞄を職場に置いて帰宅。翌9日、職場で取調用鞄を開けたところ、同USBメモリーを紛失していることが判明した。メモリーには指紋認証によるセキュリティをかけてあり、個人情報が外部に流出する可能性は低いという。同局は再発防止のため、捜査情報が入った電磁的記録媒体の取扱いについて万全を期すとしている。
・電磁的記録の紛失について[PDF](関東信越厚生局)
http://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kantoshinetsu/news/documents/h24_0210.pdf