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大阪市、個人情報流出事故2件で2名分の個人情報が流出

大阪市は1月12日、個人情報流出事故が2件発生していたことを明らかにした。此花区役所保健福祉課では1月10日、再利用の封筒に書類を入れて窓口を訪れた人に渡したが、この際、封筒の中に、住所、氏名、所得額、市民税・府民税額等が記載された「市民税・府民税特別徴収税額の決定通知書」1名分が残っていた。同通知書は、1月6日に同窓口を訪れた人が、大阪市の封筒に入れた状態で置き忘れたものだった。同課は今後、封筒を再利用する際は書類が残っていないか必ずチェックするとしている。中央区役所窓口サービス課では、1名分の住所と本籍地が流出した。1月10日、A氏から婚姻届出があり職員が審査したところ、B氏から不受理申出が提出されていたため届け出は不受理となり、届書はA氏に返却された。A氏が提出した届書にはB氏の住所と本籍地が間違って記載されていたことから、職員が審査時に正しい住所と本籍地を補記訂正していたが、これらを抹消せずにA氏に渡してしまったため、B氏の個人情報が流出した。同課は、審査時に届書に補記訂正する際は、「届出が不受理とならない=返却することにはならない」ことを確認した後で行うよう、全職員に周知するとしている。
・此花区役所保健福祉課における個人情報の流出について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/konohana/page/0000152644.html
・中央区役所における個人情報の流出について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/chuo/0000152640.html

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