大阪府、委託業者が居宅サービス事業者からの届出書類1件を紛失
大阪府は2011年12月28日、委託業者が居宅サービス事業者からの届出書類を1件紛失したと発表した。発表によると、府は人材サービス等のランスタッド天満オフィス(大阪府大阪市北区)に、居宅サービス事業者の指定申請受付業務を委託している。同社は昨年12月14日、居宅サービス事業者から郵送で届け出のあった変更届の書類一式が所在不明であることを府に報告した。変更届の内容は、訪問介護事業所のサービス提供責任者の変更で、変更後のサービス提供責任者1名の個人情報(氏名、住所、生年月日、資格及び証明日)と、変更前のサービス提供責任者1名の氏名、および管理者1名の氏名が記載されていた。同12月22日および26日、府の居宅事業者課の職員は届出事業者に対し、提出された変更届の所在不明等について説明と謝罪を行い、再提出を依頼して了解を得た。届出書類は引き続き捜索するが、事務処理の性格上外部流出の可能性はきわめて低いという。府は再発防止策として、委託業者には文書取扱いルールを書面化して周知徹底すること等を要請し、居宅事業者課は書類の管理運用に関するルール徹底の指導、委託業者の再発防止策の履行確認の徹底などを行うとしている。
・居宅サービス事業者からの届出書類の紛失について(大阪府)
http://www.pref.osaka.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=9094
・居宅サービス事業者変更届の紛失について[PDF](ランスタッド天満オフィス)
http://www.pref.osaka.jp/hodo/attach/hodo-09094_6.pdf