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金沢大学、学生2513名の個人情報がネット上で閲覧可能に

金沢大学(石川県金沢市)は12月26日、保健学類と保健学専攻の電子掲示板に掲載した各種通知等がインターネット上で閲覧可能な状態になっており、学生の個人情報が漏えいしたと発表した。同大学によると、閲覧可能となっていたのは、2007年2月から2011年9月までに在籍していた医学部保健学科、医薬保健学域保健学類、大学院医学系研究科保健学専攻の学生に関する通知。呼び出し、レポート提出、再試と追試の案内、授業料免除の情報などで、氏名、学籍番号または名列番号が含まれている。氏名は1116名分で、氏名以外のものを含めると最大で2513名分の情報が漏えいしたという。電子掲示板は本来、対象の学生が各自IDを入力すると閲覧できるシステムだったが、設定不備により、ID認証なしでだれでも閲覧できる状態になっていた。同大学では9月5日に同掲示板の運用を停止。検索サイトにキャッシュの削除依頼をし、12月19日までにすべてのキャッシュが削除された。同大学は、再発防止の徹底を図るとしている。

・個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ[PDF](金沢大学)

http://mhs3.mp.kanazawa-u.ac.jp/others/data/H24/20111227.pdf

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