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大阪府堺市、68万人の有権者情報漏洩

大阪府堺市の課長補佐が個人情報を無断で持ち出して外部のレンタルサーバへ保存し、全有権者68万2524人と、選挙ポスター掲示場所の貸主らの氏名や住所など計68万3933人分の個人情報が漏洩した。課長補佐は自宅で仕事をするため無断で有権者情報を持ち帰り、自宅パソコンに保管していた。その後自作の選挙システムを他の自治体や民間企業に売り込むために公開用のレンタルサーバーに情報を載せた際に、ダミーデータと誤り個人情報をも載せたとみられる。本件に関して、9月5日・12日にインターネットサイトに「堺市の職員や関係者の個人情報を含む情報が流出していた」との書き込みがなされ、個人情報と思われる一覧やメール文書の画像がマスキングされて掲載されていた。
堺市長によると調査の結果、68万人の有権者情報にアクセスした者は1人であり、アクセスした者も特定されており2次流出は確認されていないとしている。堺市は再発防止に向けて、情報セキュリティ対策やチェック体制の強化をおこなっていくとしている。合わせて当課長補佐の氏名を公表し、地方公務員法及び市個人情報保護条例違反容疑で刑事告訴する方針を示している。
 

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