埼玉県宮代町、住民宛ての郵便物ラベルに性別と生年月日を誤記載
埼玉県宮代町は10月6日、住民3000名に送付した郵便物の宛名ラベルに、本来記載する必要のない性別と生年月日を誤記載していたと発表した。町によると、町立小中学校の適正配置計画検討のため、市民から意見やアイデアを募るワークショップの開催にあたり、16歳以上の住民3000名を無作為で抽出して本人宛に案内通知を郵送した。この際、電算委託業者に抽出とラベル作成を指示したが、ラベル記載事項についての指示を誤り、さらに納品されたラベルを十分確認せずに貼付作業を行ったという。9月30日に案内通知を発送し、10月2日に通知受領者から指摘を受けて事態が判明した。町では、対象者本人宛に郵送したものなので情報拡散の可能性はほぼないとみているが、受領者が不安を抱く内容であるため、お詫び状を送付するという。町は全職員に対し、個人情報の保護の重要性と適正な取扱い、事務処理における職員相互によるチェックの実施について指示した。今後、研修会等により徹底を図るという。
・「地域ワークショップ」対象者の皆様へ お詫び(埼玉県宮代町)
http://www.town.miyashiro.saitama.jp/WWW/wwwpr.nsf/b88b959b14cc2113492573ee00229583/0e1cf54c2bcf746449257ed5002f48e0
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