熊本県国民年金基金、256名分の個人情報含む書類紛失
国民年金基金連合会(東京都港区)は9月30日、熊本県国民年金基金が、個人型確定拠出年金加入申出書と添付書類256名分を紛失したと発表した。発表によると、紛失したのは2002年1月から2004年12月までに受け付けた分で、基礎年金番号、氏名、生年月日、住所、口座番号等が記載されている。9月25日に熊本県国民年金基金から同連合会に紛失の連絡があった。2010年10月に事務所を移転した際に誤廃棄した可能性が高く、外部に情報が流出した懸念は極めて低いという。情報が不正に利用されたとの連絡はない。該当者には同連合会から事情説明と謝罪を行う。該当者が改めて手続きを取る必要はない。同連合会は再発防止のため、各国民年金基金で保管していた個人型確定拠出年金に係る全ての届書を、同連合会が業務委託する外部委託倉庫業者に集約して集中管理を行うことで保管体制を強化するとしている。
・個人情報が記載された書類の紛失について[PDF](国民年金基金連合会)
http://www.npfa.or.jp/401K/news/pdf/kojinjyouhoushoruiosirase.pdf
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