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兵庫医科大学病院、患者情報3835名分を含むUSBメモリ紛失

兵庫医科大学病院(兵庫県西宮市)は9月24日、患者の個人情報を含むUSBメモリを院内で紛失したと発表した。同病院によると、メモリには2015年4月1日から6月30日までに糖尿病・内分泌・代謝内科を受診した患者3835名の氏名、ID、性別、生年月日が保存されている。同病院の薬剤師が業務で使用するために私物のUSBメモリに当該データを保存し、更衣室の個人ロッカー内で管理していたが、9月15日、紛失に気付いた。USBメモリおよびデータにパスワード等はかけられていない。甲子園警察に遺失物届を提出済み。患者の情報が第三者に流出した事実や、不正利用の事実は確認されていない。該当する患者には説明と謝罪の文書を送付した。同病院は再発防止のため、各科各部にロック付のUSBメモリを支給し、個人情報を抽出する際は当該メモリ以外は使用禁止として、必ずパスワード等をつけて持ち出すこととした。個人情報を入れたメモリは定められた各部各科の施錠可能な場所で管理するという。また、職員に個人情報保護教育を実施するとしている。
・患者の個人情報が記録されたUSBメモリの紛失について[PDF](兵庫医科大学病院)
http://www.corp.hyo-med.ac.jp/var/rev0/0000/5142/1159258535.pdf

 

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