河合塾、「東大即応オープン」の未採点の解答用紙259名分を紛失
教育事業の河合塾(名古屋市千種区)は9月2日、個人情報を記載した模擬試験の答案を紛失したと発表した。発表によると、模擬試験採点者の一人が8月23日、答案を運搬している最中に、JR山手線の車内で紛失した。紛失したのは、同塾が実施した「2016年度第1回東大即応オープン」の英語の未採点の解答用紙(3枚あるうちの1枚。大問1・2)259名分で、氏名、受験番号、在・卒高校名、志望する科類が記載されている。採点者は紛失に気付いた後、ただちに下車駅で駅員に捜索を依頼し、あわせて警察に遺失物として届け出た。以降、同塾にてJR線以外にも捜索の範囲を広げて継続的に探してきたが、発見に至っていない。同塾は該当者に個別に連絡してお詫びをし、その後の対応についても伝えている。
また、採点者はもとより採点業務に関わる全員に、かけがえのない書類を扱っているという意識付けを確実にするため、答案管理体制の強化および採点者教育の再徹底を図り、再発防止に努めていくとしている。
・2016 年度「第1回東大即応オープン」一部答案の紛失について[PDF](河合塾)
http://www.kawai-juku.ac.jp/pdf/20150902.pdf
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