熊本市、土地所有者11名の情報を誤送付
熊本市は7月3日、2015年度地籍調査実施地域の土地所有者26名に説明会の案内資料を送付した際、11名に別の土地所有者の個人情報が記載された資料を誤送付していたと発表した。市によると、送付した案内資料複数枚のうち「調査票」には、登記簿上の所有者名と住所、生存の有無が記載されている。6月26日、土木管理課の嘱託員が当該資料を発送するために市文書集配室へ持ち込んだが、インクで封筒が汚れたため一旦課へ持ち帰り、汚れた封筒のみ新しい封筒へ中身を入れ替えた。この際、個別情報が記載された調査票が封入されていることを担当職員から説明されていなかったため、どれも同じ内容の文書だと思い込み、封入時に宛名と中身のチェックをしなかったという。同29日、案内状を受け取った人からの連絡で事態が判明。同課では電話連絡と訪問によリ送付先全員に誤送付の確認を行い、誤送付していた11名に謝罪して調査票を回収、新しい調査票を手渡した。同課では再発防止のため、封入の際は必ず複数人でダブルチェックを行うよう徹底するという。
・地籍調査事業の説明会案内資料の誤送付について(熊本市)
http://www.city.kumamoto.jp/hpKiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=9535&class_set_id=2&class_id=2277