アットクリエイターズ、不正アクセスでアカウント情報7552件が流出
クリエイターを対象にしたコミュニティサイト「アットクリエイターズ」を運営するグラフィック(本社:京都市伏見区)は6月3日、同サイトのサーバーが不正アクセスを受け、会員のログインID(メールアドレス)とパスワード7552件が漏えいしたと発表した。同社によると、6月1日、アカウント情報が米国籍のWebサイトに掲載されていると利用者から連絡があり、調査を行ったところ、2014年12月に不正アクセスを受けて同年6月時点の情報が漏えいしていたことが判明した。漏えいした情報を使った同サービスへの不正ログインは確認されていない。データベースのパスワードが開発時から変更されておらず、不正アクセスを受けやすい状態にあったことが判明したため、直ちに同データベースのパスワードを変更したという。情報が掲載されていたWebサイトには削除を依頼し、削除が完了したことを確認済み。ログイン窓口もいったん閉鎖したが、セキュリティ向上ためのシステム改修を行い、会員に仮パスワードを発行した上で、19日に再開している。同社は、管理体制の見直しと従業員への個人情報保護教育を徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・不正アクセスによる個人情報流出に関するお詫びと調査結果のご報告(アットクリエイターズ)
http://www.creatorz.jp/shop/information150619.php