厚生労働省、委託業者が労働保険関係書類58件を誤送付
厚生労働省は6月19日、労働保険概算・確定保険料申告書および労災保険率決定通知書の封入封緘、発送業務を委託していた3つの業者が、別の事業場の申告書等を誤封入して送付し、個人情報などを漏えいさせたと発表した。発表によると、誤送付先からの連絡により、東京、近畿、中国・四国ブロックにおいて58件の誤送付があったことが6月5日に発覚した。申告書等には、事業場の名称、住所、事業主氏名、労働保険番号、申告済概算保険料額、保険料率等が記載されている。労働局職員等が誤送付先に謝罪して、申告書等を回収。本来送付すべき事業主等へ届けて謝罪した。同省は、誤送付を生じさせた業者に対しては厳正に対処するとし、次回の請負業者には、通数確認、封入時の機械検査を含む誤送付防止策を徹底させるとしている。
・請負業者による労働保険関係書類の誤送付について(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000089211.html