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埼玉労働局、個人情報含む行政文書ファイル2冊を紛失

埼玉労働局(さいたま市中央区)は6月16日、18名分の情報が含まれる行政文書ファイル2冊を紛失したと発表した。同局によると、ファイルには、2003年度当時の埼玉地方労働審議会委員18名の氏名、生年月日、勤務先名、職名、勤務先所在地、電話番号、自宅住所、銀行口座番号、委員手当支給額等の情報が含まれている。職員が4月13日、保存期間満了後に国立公文書館に移管することになっている当該ファイルが、書類棚に保存されていないことに気付いた。職員に聴取等を行って確認した結果、ファイルには移管対象であることの表示がなかったことが判明しており、保存期間満了後に誤廃棄した可能性が高いという。該当者には個別に連絡を取って謝罪した。紛失した文書については復元作業を行っている。同局では再発防止のため、移管対象文書ファイルの背表紙に「移管」と明示し、書類の管理を徹底したほか、個人情報の適切な管理を徹底するという。
・埼玉労働局における行政文書ファイルの紛失について[PDF](埼玉労働局)
http://saitama-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/saitama-roudoukyoku/press/2015/pr20150616-01.pdf

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