神戸レタス、不正アクセスで顧客情報最大4万2680件が流出のおそれ
Eコマース事業などのマキシム(本社:戸市中央区)は5月9日、同社が運営するショッピングサイト「神戸レタス」において不正アクセスにより顧客情報が流出した可能性があると発表した。発表によると、5月8日午後5時5分、同サイトのWebサーバーに対し、外部から大量の不正なアクセスがあることを検知した。社内調査の結果、顧客情報の一部・最大4万2680件が第三者に流出した可能性があることが判明した。情報内容は、同サイトにおいて会員登録した顧客の会員ID、パスワード、WEB会員番号、メールアドレス、電話番号、郵便番号、生年月日(登録がある場合)。非会員で注文した顧客のメールアドレス、電話番号、郵便番号。顧客個人を特定できるような氏名、住所、直接的な金銭的被害に結び付くようなクレジットカード情報、キャリア決済情報については漏えいの可能性はない。楽天市場店、YAHOOショッピング店、DeNAショッピング店、ポンパレモール店についてはサーバーが異なるため影響はないことが10日付で追記された。流出した可能性のある顧客のパスワードはシステム側で即時リセットし無効化し、該当顧客に個別で連絡した。情報・サービスの安全性が確認されたことから5月9日午後8時20分よりサービスを再開。ガラケーサイト(従来の携帯サイト)は現在もメンテナンス中で、復旧時期は未定という。同社は顧客に対し、複数のサイト・サービスで同じパスワードを使用せず、定期的にパスワードを変更するよう勧めている。また今後、監視体制を強化し再発防止に取り組んでいくとしている。
・不正アクセスによるお客様情報流出の可能性に関するお知らせとお詫び(マキシム)
http://www.maxim-jp.net/corporate/houkoku.php