東京都板橋区、就学援助の申請書141通を一時紛失
東京都板橋区は5月19日、中学校で保護者から提出された「平成27年度 就学援助費受給申請書兼委任状」(以下「申請書」)を、区教委への配送過程で一時紛失していたことを公表した。区によると、一時紛失していた申請書は141通で、生徒の氏名、住所、電話番号と、世帯全員の氏名、続柄、生年月日、職業、および振込先金融機関、生活保護受給の有無が記載されており、547名分の個人情報が含まれていた。当該中学校が4月30日に区の文書交換便で区教委へ送ったが、区教委に届かず、所在が分からなくなっていた。その後の5月15日、書類が他の中学校に配送されていたことが分かり、区教委が回収したという。外部への流出はないことを確認済み。区は当該中学校で保護者会を開き、保護者に謝罪と説明を行った。区では今回の経過と発生原因を検証の上、迅速に事務の見直しと改善を図り、再発防止に取り組んでいくという。
・「就学援助費受給申請書兼委任状」の紛失事故について(お詫びと発見のご報告)(板橋区)
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_oshirase/069/069512.html