岐阜大学、附属動物病院が飼い主のデータ3969件含む資料を一時紛失
岐阜大学(本部:岐阜県岐阜市)は5月18日、応用生物科学部附属動物病院において、飼い主のデータ3969件が記載された印刷資料を一時紛失していたと発表した。同大学によると、当該資料を同封した差出人不明の郵便物が5月13日、大学宛てに届いたことから事態が判明した。資料は2010年4月から2015年4月までの期間の受診データからイヌの初診の症例を抜き出したもので、飼い主の氏名や診療日、イヌの品種や性別などの情報が3969件含まれていた。重複分を差し引くと、含まれていた個人情報は2665名分。同大学獣医学課程の学生が作成したもので、学生は4月23日に紛失に気付いたが大学に報告していなかった。該当の飼い主には電話または文書で謝罪している。同大学は再発防止のため、附属動物病院内における情報の管理・運用体制の抜本的な見直しを行い、個人情報の保護対策を強化するとしている。
・附属動物病院を受診された飼い主様の情報が含まれた印刷資料の紛失について(岐阜大学)
http://www.gifu-u.ac.jp/news/news/2015/05/entry18-2360.html