NTT西日本山口支店、業務委託先が顧客情報含む書類を不適切に廃棄、一部紛失
西日本電信電話山口支店(山口県山口市)は5月13日、業務委託先であるソルコムマイスタ(本社:広島県海田町)の社員が、顧客情報が記載された帳票を不適切な方法で廃棄し、一部を紛失したと発表した。発表によると、5月1日、2013年3月~2015年4月までの間に山口県萩エリアで加入電話等の工事を行った顧客の氏名、住所、電話番号が記載された帳票を、本来シュレッダーによる裁断、または焼却処理により廃棄すべきところ、一部を手で破った上で、自治体指定のものではないゴミ袋に入れて廃棄しようとした。帳票は廃棄物として回収されずに放置された状態となり、その一部が散乱。1766件分を回収したが、電話番号のみを含む紙片147件と、氏名と住所も含む紙片12件を紛失した。該当の顧客には、謝罪文を送付するなどして個別に説明を行う。同支店は、顧客情報等の適正な取り扱いと管理の徹底に努めていくとしている。
・お客様情報の不適切な廃棄処理に伴う一部紛失について[PDF](西日本電信電話山口支店)
https://www.ntt-west.co.jp/yamaguchi/pdf/info_20150513.pdf