長野県、労働力調査対象世帯25件分の名簿紛失
長野県は4月24日、労働力調査対象世帯25件の情報が含まれる名簿を紛失したと発表した。労働力調査は、就業、不就業の状況を把握するため全国4万世帯を対象に毎月行われている。県によると、県が任命した調査員が20日、長野市内の受け持ち調査区において、準備調査として「抽出単位名簿」を携行して名簿の記載内容を確認。その後、午後6時頃に自宅で当該名簿の紛失に気付いた。県職員とともに調査区内や通行した場所等を捜索したが見つからず、警察へ紛失届を提出した。名簿には、調査対象世帯の所在地と氏名が記載されている。22日と23日に関係世帯を訪問し、説明と謝罪を行った。県は再発防止のため、すべての調査員に対して、調査関係書類を適正に管理するよう指導するほか、調査関係書類を紙ばさみにはさむことと、調査員が携行することになっている調査カバンと紙ばさみをチェーンで結ぶことを徹底するとしている。
・労働力調査の調査対象一覧である「抽出単位名簿」の紛失について(長野県)
https://www.pref.nagano.lg.jp/tokei/happyou/20150424press.html