尾道市立三庄認定こども園、個人情報を記載した「要録」の下書き3名分を紛失
尾道市は2月20日、市立三庄認定こども園において園児の個人情報が紛失したと発表した。発表によると、同園「きく組」に属する3歳児について、「認定こども園こども要録」の下書き3名分を紛失した。同要録は、担任がクラスの園児の年間の指導および保育の過程とその結果を要約し、次の年度の適切な指導と保育に役立てるための資料として作成するものという。下書きの表面には氏名、養護に関わる事項、子どもの健康状態等を記載し、裏面には学年の指導の重点、個人の指導の重点、指導上参考となる事項を記載していた。担任は2月19日午前8時35分頃、前日夜に作成した当該書類を副園長へ提出するため職員室に行ったが、副園長が指定休日であると知って教室へ持ち帰り、自分の鞄に入れた。同日午後2時15分頃に紛失に気づき、主任へ報告。職員で当該書類を捜索した。同日中に副園長、園長へ報告が行われ、園長が教育委員会へ報告した。翌20日朝、教育委員会が同園で状況確認を行い、午前中に因島警察署へ遺失物届を提出した。午後5時半から同園で保護者説明会を開き、事情説明とお詫びをする。教育長は、個人情報保護および適正な文書管理について指導を徹底し、再発防止に万全を期していくとコメントしている。
・尾道市立三庄認定こども園における個人情報の紛失について(尾道市)
http://www.city.onomichi.hiroshima.jp/www/info/detail.jsp?id=6913