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東京都中部総合精神保健福祉センター、38病院309件の個人情報含む書類紛失

東京都福祉保健局は3月30日、中部総合精神保健福祉センター(東京都世田谷区)において、個人情報が含まれる書類が所在不明となっていると発表した。発表によると、2010年度から2013年度に都内の精神病院から提出された「医療保護入院者の入院届」などの届出書類のうち記載事項に不備があって病院に返戻扱いとなったものの中で、38病院309件が所在不明となっている。同センターまたは病院内で廃棄されたとみられている。情報が外部に流出した事実は確認されていない。2014年6月、返戻扱いの書類の一部が都内精神科病院内に滞留しているとの報告があり、他の病院についても再提出状況を調査するなどした結果、事態が判明した。同センターでは再発防止のため、再提出ルールの厳格化と、届出書類の管理徹底、本庁職員による定期的な内部検査などの対策をとるとしている。所在不明分の審査については、病院控えの写しに病院が必要な修正を行ったうえで実施したという。
・中部総合精神保健福祉センターにおける個人情報を含む書類の紛失について(東京都福祉保健局)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/hodo/saishin/pressseishinhoken150330.html

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