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九州大学病院、医師がひったくりにあい母子91組の情報含むUSBメモリー紛失

九州大学は1月6日、九州大学病院(福岡市東区)の医師がバッグをひったくられ、中に入っていた患者情報が含まれる個人所有のUSBメモリーを紛失したと発表した。同大学によると、12月18日午後9時頃、バイクに乗った二人組にバックをひったくられた。直後に警察に通報し、被害届と盗難届を提出したが、メモリーは見つかっていない。メモリーには、母親91名の氏名、年齢、使用した子宮収縮抑制剤の名称、細菌検査の結果と、生まれた赤ちゃんの体重、性別、生後の発達、発育状態が保存されている。ほかにも、記号化されて内容の識別はできない状態で母子のデータが保存されているという。メモリーにパスワードは設定されていなかった。紛失した情報の転載や流用の事実は確認されていない。該当者には電話等で説明と謝罪を行い、謝罪の文書も送付した。同大学は、職員等に対し個人情報保護の重要性を徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・個人情報が含まれたUSBメモリの紛失について(九州大学)
http://www.kyushu-u.ac.jp/entrance/index_read.php?B_Code=6386

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