金沢信用金庫、2店舗で顧客情報含む帳票綴り紛失
金沢信用金庫(本店:石川県金沢市)は12月18日、2店舗で顧客情報が記載された為替関係帳票綴りを紛失したと発表した。同金庫によると、安原支店では、約5054先の情報を含む2008年6月~9月分の綴りを、また小立野支店では、約2454先の情報を含む2006年9月~2007年3月分の綴りを紛失した。同綴りには、顧客の氏名、住所、電話番号、口座番号、取引金額等が含まれている。紛失は、本部での集中保管のために各支店で保管状況を自主的に調査した際に判明。保存期間満了書類の廃棄処分を行った際に、当該書類も同時に廃棄(焼却)してしまった可能性が高く、外部への流出の可能性は極めて低いという。情報が不正に利用されたとの連絡や問い合わせなど、顧客情報の外部流出を疑わせる事象は発生していない。また、他に10店舗で保存期間満了前の文書を廃棄したことが判明したが、これらについては廃棄証明書等の証跡により、廃棄の事実が明確に確認できているという。同金庫は、再発防止のため、顧客情報の保管管理手続きを見直し、厳格な管理に取り組んでいくとしている。
・お客さま情報の紛失について[PDF](金沢信用金庫)
http://www.shinkin.co.jp/kanazawa/kinshin/info/data_news/t-2014-12-18.pdf