ミサワホーム東京、弁護士要請で提供した顧客情報を依頼人が紛失
住宅建築のミサワホーム東京(本社:東京都杉並区)は12月15日、顧客情報が含まれるUSBメモリーを、情報提供先が紛失したと発表した。同社によると、11月24日、ある案件の相手方(以下、依頼人)の代理人弁護士の要請を受け、顧客情報が含まれるCDを当該弁護士に送付。弁護士は情報をUSBメモリーにコピーして依頼人に送付し、これが依頼人宅で所在不明となった。メモリーには、2013年4月から2014年3月頃までの期間に同社が契約、商談、問い合わせ対応をした顧客のうち、1740件分の個人情報が保存されていた。1565件は氏名のみだが、住所88件、電話番号16件、年収100件、建築図面2件も含まれていた。同社は当該弁護士からの連絡で11月27日に事態を把握。12月1日に国土交通省と経済産業省に報告した。同社は今後、再発防止のため、個人情報データの送付を最小限に抑えていくとともに、情報提供先が守秘義務等を負っている弁護士であったとしても、個人情報の取り扱いについて注意喚起を徹底し、漏洩防止策の確認をしていくとしている。
・個人情報漏えい事故のお知らせ[PDF](ミサワホーム東京)
http://tokyo.misawa.co.jp/pdf/20141215.pdf