西東京市、児童の名簿や通知表所見等含むUSBメモリーなど盗難
西東京市は12月5日、市立小学校の主任教諭が自転車の前かごに入れていたバッグをひったくられ、中に入っていた児童名簿や、通知表所見文が含まれるUSBメモリ等を紛失したと発表した。市によると、教諭は12月3日午後9時頃、西東京市芝久保町4丁目付近の路上で被害にあった。田無警察署に被害届を提出済み。バッグには、未採点の宿題プリント26名分や、児童の名簿、児童の身長順や座席表が張り付けられたノート、通知表所見文が保存されている公費購入のUSBメモリーが入っていた。メモリーにはパスワード保護設定が施されている。同校では翌4日、市教育委員会に報告。5日には臨時保護者会を開いて事故の詳細を保護者に説明した。市教委では再発防止のため、学校情報セキュリティポリシーの内容を見直すほか、情報資産を持ち出す際の手続きを分かりやすくまとめた簡易マニュアルの作成、情報持ち出し時のチェック体制の強化といった対策を行うという。
・西東京市立小学校における個人情報の紛失について(西東京市)
http://www.city.nishitokyo.lg.jp/press/kojin_joho.html