鳥栖公共職業安定所、個人情報含む書類1名分を紛失
佐賀労働局は11月13日、鳥栖公共職業安定所(同県鳥栖市)が、雇用保険の手続きに使用する離職票1名分を紛失したと発表した。離職票には、氏名、住所、生年月日、離職事業所名等が記載されている。同局によると、離職票は8月22日に提出されたが、10月31日、事務処理の過程で紛失が判明した。該当者には11月4日、説明と謝罪を行った。再発防止のため鳥栖署では、文書管理の体制と手順等を見直し、全職員を対象に研修を行うという。佐賀労働局では、管下の各公共職業安定所に対し、個人情報の保護と管理の徹底や、文書管理の作業手順の徹底について指示した。
・鳥栖公共職業安定所における文書の紛失について[PDF](佐賀労働局)