神奈川県立高校、生徒の個人情報のべ約600名分含むUSBメモリーを教員が紛失
神奈川県は10月31日、県立大和高等学校の教員が生徒の個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、当該教員は、自宅で教材の作成を行うため、10月25日(土)に学校貸与のUSBメモリーを校長の許可なく持ち出した。28日(火)午後7時、USBメモリーがないことに自宅で気付いた。29日(水)に学校や自宅等を探すとともに、警察署や交通機関等へ紛失届等を提出し、30日(木)午後7時に校長に報告した。引き続き探しているが、いまだ発見されていない。紛失したUSBメモリーには、当該教員が授業を受け持った、今年度および過去2年分の生徒のべ約600名の氏名、テスト素点、出欠席の状況、評価、評定等の情報が記載されている。USBメモリーにはパスワードによるロックが掛けられている。現在までのところ、当該情報の流失は確認されていない。同校は生徒と保護者に対して説明と謝罪を行う。また今後、再発防止に向けて個人情報管理の徹底を図っていくとしている。
・県立大和高等学校における生徒の個人情報の紛失について(神奈川県)
http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p852555.html