JALの個人情報漏えいで中間報告、4131件の流出を確認
日本航空(本社:東京都品川区)は10月29日、顧客情報システムへの不正アクセスによりJALマイレージバンク会員の個人情報が漏えいした件をめぐり、中間報告を行った。同社によると、システム障害の発生した9月19日と同22日について詳細な調査を行ったところ、この期間に4131名分の情報が漏えいしていたことが確認された。該当者は特定出来ており、メール、郵送、ログインページにより連絡する。また、この期間に実際に外部に送信されたデータの件数が、上記の4131件を含めて9745件であることもわかった。5614件については該当者を特定出来ていない。さらに、ウイルスの試験動作から、9月18日以前に139名分の情報が流出した可能性があることが判明した。該当者は特定できており、連絡を行う。なお、通信量から試算した9月18日以前の流出数は最大で約73万件で、これまでと変わっていない。システム障害の起きた2日間の9745件と合わせると、約74万件の情報が流出した可能性がある。
・<10月29日更新>JAL顧客情報システムへの不正アクセスによる一部のお客さまの個人情報漏えいの特定について(中間報告)(日本航空)
https://www.jal.co.jp/info/other/140924.html