埼玉県立高校、修学旅行先で生徒の個人情報など含むマニュアル紛失
埼玉県は10月15日、県立所沢北高校の教諭が、生徒や教職員の個人情報を含む修学旅行の教員マニュアルを紛失したと発表した。県によると、修学旅行引率中だった10月7日に、広島県の平和記念資料館からJR西日本宮島フェリー宮島口駅の間で紛失した。マニュアルには、2年生408名の氏名と、うち班長生徒58名の携帯電話番号、および引率教職員、添乗員、看護師、カメラマンの氏名、携帯電話番号計28名分が記載されている。修学旅行最終日の10日、旅行先で教頭および当該教諭から班長生徒に事故の報告をして謝罪した。14日には、2年生の学年集会を開いて校長から状況説明と謝罪をするとともに、保護者に対しても文書で謝罪した。同校では全職員に経緯を説明し、再発防止を指示した。県教育局は、校長会議等を通じて、全県立学校において個人情報の適正な管理を徹底するよう指示するという。
・生徒及び教職員等の個人情報の紛失について(埼玉県)
http://www.pref.saitama.lg.jp/news/page/news141015-10.html