キングジム、名刺管理ツール「ビズレージ」で30名分の名刺情報流出
文具製造、販売のキングジム(本社:東京都千代田区)は9月16日、デジタル名刺ボックス「ビズレージ」について、実在する30名の名刺情報が保存されたまま、一部の製品を出荷していたと発表した。ビズレージは名刺のスキャンと保管ができる製品。同社によると、「名刺送りテスト」を実施する際に実在する人の名刺30枚を使用し、その名刺情報を消去せずに出荷した。流出した情報は、名刺をスキャンした画像や、名刺に記載されている会社名、会社所在地、氏名、会社電話番号、会社メールアドレス等で、対象台数は39台。名刺は同社社員が2007~2008年頃に名刺交換で入手したものだった。同社は該当の30名に個別に謝罪と説明を行っている。また、対象製品の探索を行っており、回収、交換、当該名刺情報の削除等の対応に努めているという。同社は、再発防止策を策定の上、情報管理の徹底を図っていくとしている。
・デジタル名刺ボックス「ビズレージ」による名刺情報流出についてのお詫びとお知らせ(キングジム)
http://www.kingjim.co.jp/news/release/detail/_id_19625