大阪市立保育所、児童27名の写真データ含むUSBメモリー紛失
大阪市は9月12日、市立保育所が、児童を撮影した写真のデータが含まれるUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、メモリーには児童27名の保育の様子を撮影した写真23枚分のデータが保存されており、児童3名の名前が確認できるものも含まれている。同保育所では9月5日、写真データの印刷を注文するため当該メモリーを写真業者に渡し、翌6日に印刷された写真が入った袋を業者から受け取ったが、8日になって袋の中にメモリーがないことに気付いた。所内を探し、業者にも確認したが、メモリーは見つかっていない。業者から写真を受け取った際、袋の中にメモリーが入っているかどうかは確認しなかったという。同保育所では保護者に謝罪と説明を行っている。市は、同保育所の運営を委託している社会福祉法人に対し、個人情報の取扱方法や管理体制について職員全員に周知徹底を図るとともに、職員研修等を通じて再発の防止に努めるよう指導を徹底するとしている。
・大阪市立保育所における個人情報を含むUSBメモリーの紛失による個人情報の漏えいについて(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kodomo/0000281758.html