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九州大学大学院教授、スウェーデンで国際会議発表中に個人情報含むPC紛失

九州大学(本部:福岡市東区)は9月4日、同大大学院システム情報科学研究院の教授が、個人情報約700名分を含む大学所有のパソコンを紛失したと発表した。発表によると、教授は8月25日にスウェーデンで開催された国際会議で、ポスター発表・議論中、付近に置いていたパソコンを入れたバッグを紛失した。すぐに会議事務局に届け出たが発見されなかった。盗難として現地警察署にも届け出たが、現時点において発見されていない。紛失したパソコンには、教授が担当した過去3年間3科目の講義を履修した学生・卒業生約400名の氏名、点数(合否判定を行う前のもの)、名刺管理ソフトに登録した国内外大学、研究所、企業の研究者約300名の氏名、連絡先等、およびメールソフト内に保存された送受信メールが含まれている。なお、当該パソコンとメールソフトにはログインパスワードが設定されており、ハードディスクも暗号化されている。現時点では、これらの個人情報の転載や流用の事実は報告されていない。同大は、該当する学生・卒業生、研究者など全員に対し、お詫びと状況説明の文書を送付する。また、職員に対して個人情報保護の重要性を再度徹底し、再発防止に努めるとしている。
・個人情報が含まれたパソコンの盗難による紛失について(九州大学)
http://www.kyushu-u.ac.jp/notice/index_read.php?kind=&S_Category=N&S_Page=Main&S_View=&word=&page=&B_Code=6121

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