岐阜県立高校、個人情報が記載された「生徒理解カード」1クラス分を紛失
岐阜県は7月29日、県立本巣松陽高校(岐阜県本巣市)が、生徒の個人情報が記載された「生徒理解カード」1学級34名分を紛失したと発表した。発表によると、教諭(40歳代、男性)が7月23日、担任クラスのカードが保管した場所にないことに気付いた。カードは入学時に本人や保護者が記入するもので、氏名、性別、生年月日、顔写真、住所、趣味、友人関係、保護者の氏名、年齢、勤務先、緊急連絡先や、家族構成、自宅付近の地図、部活動の記録等が記載されている。該当の生徒と保護者には説明と謝罪を行った。また、全校生徒と保護者にも謝罪の文書を郵送した。個人情報の流出は確認されていない。同校では今後、職員全員に個人情報の厳正な取扱いについて徹底するという。県では、全県立学校に対して「生徒理解カード」の保管状況について緊急点検を実施するほか、個人情報の管理に関するマニュアルやチェックリストの作成などを行う。
・生徒の個人情報が記載された文書の紛失について[PDF](岐阜県)
http://www.pref.gifu.lg.jp/kensei-unei/kocho-koho/event-calendar/sonota/kyoiku-somu/bunsyo-hunshitsu.data/20140730.pdf