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大阪市水道局、個人情報含む共同住宅料金適用申請書紛失

大阪市水道局は8月4日、水道局営業所において、個人情報を含む「共同住宅料金適用申請書」を紛失していたと発表した。発表によると、1月17日、申請書の情報公開請求を受けて大宮営業所で当該申請書を確認したところ、紛失が判明。これを受けて全営業所で点検を行った結果、調査対象2万8816件のうち、5564件の申請書を紛失していることが判明した。申請書には、申請者や管理責任者、入居者の氏名、住所、電話番号、印影などが記載されている。同申請書は共同住宅料金適用の間は保管し、適用取り消し後も5年間保管した後に廃棄することになっているが、事務処理マニュアル等がなかったことにより、申請書の内容を営業所オンラインシステムに入力した後、廃棄してしまったとみられている。また、手元に一時保管していた申請書が他の文書に紛れ、誤廃棄したケースもあるとみられる。紛失による水道料金への影響はない。市水道局は、公文書および個人情報の適正な保管と管理について研修を実施するとともに、文書廃棄時の作業手順を徹底し、複数職員によるチェック体制を確立して、誤廃棄の防止に取り組んでいくとしている。
・水道局営業所における「共同住宅料金適用申請書」の紛失について(大阪市水道局)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/suido/0000277382.html

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