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会津若松市立中学、成績情報を含むUSBメモリーを紛失

会津若松市教育委員会(福島県会津若松市)は7月7日、市立中学の教諭が生徒の個人情報を含む私用のUSBメモリーを校内で紛失したと発表した。8日付の報道によると、教諭は6月27日午前、職員室で当該USBメモリーを使用してパソコンで事務処理をした後、鞄に入れた。午後の授業を終えて職員室に戻り、鞄を開けたところ、USBメモリーがないことに気付いた。USBメモリーには、同校の3年生153人全員の氏名、昨年度の社会科の成績等が記録されていた。同校にはパソコンが配備されておらず、教諭は個人のパソコンを使用していた。生徒の個人情報を含むUSBメモリーは職員室の金庫で保管するよう指導されていたが、教諭は守っていなかった。教諭は翌28日と29日に校内を探したが見つからず、30日に校長に報告。7月7日に会津若松署に遺失届を出し、3年生に謝罪した。同校は7月8日に保護者会を開き、経緯説明を行う。情報流出などは確認されていないという。市教委は今回の事故は個人情報の管理不徹底が原因であるとし、市内の小中学校に管理の徹底を呼び掛けた。
・会津若松市教育委員会
http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/bunya/kyoikuinkai/

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