北九州市、市営住宅入居者43名の情報含む収入申告書用紙20枚を紛失
北九州市は7月4日、市営住宅の収入申告書1棟20戸分を紛失したと発表した。市によると、申告書には、前年度の申告に基づき、あらかじめ住所、電話番号および世帯全員の氏名、続柄、生年月日、年齢が記載されており、紛失分には43名の情報が含まれている。6月中旬、市営住宅の管理委託先である北九州住宅供給公社が、当該市営住宅の管理人あてに入居者20戸分の収入申告書を郵送して配布を依頼。7月2日、入居者から、収入申告書が届いていないと住宅管理課へ連絡があった。3日に住宅管理課から管理人に問い合せたところ、管理人が受け取っていないことが判明。郵便局に問い合わせたところ、配送済みとの回答があった。住宅管理課では4日に各戸を訪問して報告と謝罪を行い、再度提出書類を手渡した。警察に被害について相談済み。個人情報の流出による被害などは確認されていない。市は再発防止のため、来年度以降は、申告書を入居者へ個別に送付する方法等を検討するという。
・北九州市営住宅入居者の個人情報を記載した郵便物の紛失について[PDF](北九州市)
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000173355.pdf
<関連情報>
プライバシーマーク(Pマーク)に関心がある方はこちらへ
ISMS(ISO27001)に関心がある方はこちらへ