新潟県立吉田病院、外来カルテ47名分を紛失
新潟県は7月1日、県立吉田病院(同県燕市)において、外来カルテを紛失したと発表した。発表によると、紛失したのは外来患者47名分のカルテ。6月30日、医事業務委託職員が月末の請求確認のため、福祉施設入所者の外来カルテ47人分を2箱にまとめて医事室内に置いておいたところ、清掃委託職員が焼却ゴミと誤認して回収。気付いた時点ですでに収集運搬業者が回収済みだった。病院職員が燕市焼却場へ行き作業を中断してもらい確認したが、カルテは見つからず、状況から、焼却されたとみられている。所管の三条保健所に報告済み。該当の患者には謝罪するとともに、院内各種システムから薬の処方歴や検査結果等を出力し、診療に支障が出ないよう努めるという。県では、再発防止のため、清掃委託業者および医事業務委託業者の作業手順等について確認し、見直すという。また、全県立病院に対し、カルテ管理に関しての注意喚起を行う。
・カルテの紛失のお知らせとお詫び(新潟県)
http://www.pref.niigata.lg.jp/byoingyomu/1356789753722.html
<関連情報>
プライバシーマーク(Pマーク)に関心がある方はこちらへ
ISMS(ISO27001)に関心がある方はこちらへ