千葉県、個人情報や企業情報が含まれる書類を紛失
千葉県は6月27日、健康福祉部薬務課の職員が、個人情報や企業情報が含まれる書類を紛失したと発表した。発表によると、職員(20代男性)が、医療機器製造所の立入調査のため、上司の許可を得て、当該製造所から事前に提出された資料を調査前日に持ち帰ったが、調査当日、自宅で紛失に気付いた。職員は調査前日、当該書類やパソコン等を2つの鞄に収納して退庁後、飲食店に立ち寄り同僚と飲食。翌朝、パソコンを入れた鞄はあるが書類を収納した鞄がないことに気付いた。帰宅経路の立ち寄り先に問い合わせ、警察および鉄道会社に遺失物の届け出を行ったが、発見には至っていない。紛失した書類は、製造所の概要、職員の氏名を含む組織図、基準書(作業手順)等一覧、品質マニュアル等。当該製造所には紛失の経緯を説明して謝罪した。同課は再発防止のため、情報セキュリティー等の徹底に加え、公文書を持ち帰る際は取扱いに細心の注意を払い、寄り道等をせずに帰宅するよう徹底したという。
・公文書(個人情報・企業情報)の紛失について(千葉県)
http://www.pref.chiba.lg.jp/yakumu/press/2014/260627.html
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