岡山県立高校、教諭が生徒672人分の個人情報含むUSBメモリー紛失
岡山県教育委員会は7月23日、岡山市北区の県立高校の教諭が生徒の個人情報672人分を含む私物USBメモリーを紛失したと発表した。翌24日付の報道によると、3年の副主任で進路指導を担当している教諭が7月5日、校内の業務用パソコンから生徒の個人情報をUSBメモリーにコピーして自宅に持ち帰った。自宅で進路検討の作業を行い、2日後の7日に学校でパソコンにデータを移し替えた。その際にUSBメモリーから情報を消去しないままカバンに入れて持ち歩き、7月14日に紛失に気づいた。USBメモリーには、3年生356人の氏名、生年月日、模試の成績等、および卒業生316人の氏名、進路データ等が入っていた。同校は警察署に遺失物届を提出した。県立校のセキュリティ規定では、個人情報を含むデータを私物の記録媒体で扱うことを認めていない。県教委は教職員に個人情報の取扱いを厳重にするよう徹底し、再発防止に努めるとしている。
・岡山県教育委員会
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