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大阪市立総合医療センター、患者家族への電話連絡で患者の個人情報漏えい

大阪市は6月5日、市立総合医療センターにおいて、患者の家族への電話連絡で個人情報が漏えいしたと発表した。発表によると、6月2日正午頃、医事業務担当者(業務受託業者)が、患者の自宅へ電話連絡し、家族の一人と通話した。この時、当人が不在だったため、電話に出た家族に患者の診療費に関する情報を伝えた。翌3日午前10時30分頃、当該患者より同院に、「なぜ家族に連絡事項を伝えたのか」と指摘する電話があり、個人情報の漏えいを認識した。漏えいした情報は、診療費情報と受診情報、および予約情報。市は電話の際に患者本人へ直接連絡することが徹底できなかったことを患者に詫び、今後は個人情報保護に関する業者指導を強化し、再発防止に努めることを伝えた。市は受託業者に対し、毎朝のミーティングで個人情報漏えい事故防止マニュアルに基づいた作業手順の徹底と遵守の確認を再度強く要請し、全ての受託職員に対して十分な研修を早急に行うとしている。
・大阪市立総合医療センターにおける電話による連絡事項の個人情報の漏えいについて(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/87/0000269740.html

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