甲府労働基準監督署、個人情報含む書類を誤送付
山梨労働局は5月21日、甲府労働基準監督署において、個人情報が含まれる書類1通を誤送付したと発表した。発表によると、労災補償給付請求の事務処理で、医証等の提出を依頼するために「内科A医院」に送るべき書類を誤って同地区の「A医院」に送付した。書類には被災者の氏名、生年月日、受診年月日と、請求人の氏名、住所等の個人情報が含まれていた。文書を誤送付したのは4月22日で、同28日に誤送付先の医院から電話で連絡を受け事態が判明。当該医院には謝罪し、誤送付した書類は回収した。労災補償給付の請求人には、電話および訪問により、経過の説明と謝罪を行った。山梨労働局では再発防止のため、労働基準部内各課室と各監督署に対し、個人情報の適正な管理の徹底を指示。甲府署でも、職員に対し個人情報を適正に管理するよう指示した。
・甲府労働基準監督署における文書の誤送付について[PDF](山梨労働局)
http://yamanashi-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/yamanashi-roudoukyoku/rousaihosyo/oshirase260521.pdf