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大阪市、市職員56名が業務外目的で戸籍を不正に閲覧

大阪市は5月9日、市の職員56名が業務外の目的で戸籍を不正に閲覧していたと発表した。同市職員が2月に戸籍情報システムを利用し、業務とは関係なく、勤務時間中に複数の戸籍情報を検索、閲覧していたことを受け、戸籍情報を扱う職員980名を対象に自己申告方式で調査を行った結果、判明した。閲覧された情報は、本人、家族のものや、知人のものなど、のべ114名分。うち3名分は著名人のものだった。閲覧の動機は興味本位や自己都合。また、17名分の情報が印刷されていた。情報を第三者に提供したという申告ははなかった。市は、戸籍情報がセンシティブな個人情報であることを踏まえ、これまで実施してきた情報セキュリティ研修に加え、個人情報の取扱いを徹底する研修を実施するとしている。
・戸籍情報の業務目的外閲覧等にかかる自己申告調査の中間とりまとめについて(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/shimin/0000266170.html

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