東京ガス、業務委託先が顧客情報99件含むリストを紛失
東京ガス(本社:東京都港区)は5月8日、ガスフレキ管とガス栓等の接続状況の確認作業を委託しているアズビル金門エンジニアリング(本社:川崎市高津区)が、顧客情報を含む書類を紛失したと発表した。発表によると、紛失した書類は、当該作業の対象となっている顧客宅のリスト。横浜市中区内の顧客99件の氏名、住所、電話番号、お客様番号、ガスメーターの情報が記載されている。ア社横浜事業所の作業員が5月7日、当該リストを見ながら対象の顧客宅に作業予告のチラシを投函したが、帰宅後、リストがないことに気付いた。同社でチラシ配布先や作業員の自宅周辺などを捜索したが見つからず、同日、所轄の加賀町警察署に紛失の届け出を行った。該当の顧客には、個別に連絡を取って事情を説明し謝罪した。東京ガスでは同日、ア社から報告を受けて事態を把握したという。情報が外部に流出し利用された事実は確認されていない。東京ガスは、委託先企業とも連携して再発防止に努めていくとしている。
・お客さま情報が記載された「書類」の紛失について(東京ガス)
http://www.tokyo-gas.co.jp/important/20140508-01.html