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ハローワーク奈良、個人情報が記載された障害者求職票などを紛失

奈良労働局(奈良市法蓮町)は5月2日、奈良公共職業安定所(ハローワーク奈良)が個人情報を記載した文書を紛失したと発表した。紛失したのは、同所に就職相談に訪れたAさんの障害者求職票、障害者求職申込書、障害者手帳の写し、主治医の意見書の4点。これらの書類には、Aさんの氏名、生年月日、住所、電話番号、職業経験、障害等級、病名や障害の状態等が記載されている。発表によると、Aさんは昨年11月28日に同所を訪問。職業相談第二部門窓口で職員Bが障害者手帳を複写し、同部門の職員Cに手渡した。職員Cはこの写しと障害者求職票、障害者求職申込書をクリアファイルに入れ、保管庫に入れた。Aさんは同年12月9日に再訪して主治医の意見書を提出。職員Bはこれを保管庫に入れ、翌10日に職員Cに渡した。職員Cは、先にAさんの書類を保管していたクリアファイルにこれを入れ、職員Dに渡した。今年3月28日、同部門でケース会議を行うため当該書類を参照しようとしたところ、所定の保管庫に保管されていないことが判明した。所内をくまなく捜索したが、発見できなかった。4月7日、奈良所長と担当職員はAさんに経過説明と謝罪を行い、了承を得た。同所および奈良労働局は、個人情報の保管・管理を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・奈良公共職業安定所における文書の紛失について[PDF](奈良労働局)
http://nara-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/var/rev0/0108/3510/20145217307.pdf

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