大阪市と大阪府、看護師免許申請書類1名分を受け渡しの過程で紛失
大阪市と大阪府は5月2日と4日に、看護師免許申請書類一式 1名分を紛失したと発表した。大阪市保健所が書類を受理して府に送付したが、その過程で所在不明となった。発表によると、大阪市保健所では4月3日、申請書類161名分を府の保健医療企画課へ封書で送付。府では同7日にこれを受取り、11日に書類を確認したところ、1名分の申請書類一式がなかった。府が14日に市保健所へ問い合わせ、以降、両方の関係部署で捜索、調査を続けているが発見に至っていない。紛失した書類は看護師免許申請書、診断書、戸籍抄本、登録済み証明はがきで、申請書には氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、本籍、父母氏名、診断内容と診断医の氏名などが記載されている。市と府は、申請者本人と勤務先の上司に経緯を説明して謝罪した。再発防止のため、市は、書類を送付する際の複数人による内容確認を徹底するとしている。府では今後、書類が到着した時点で直ちに開封し、収受印と受付番号を付すこととした。また、各保健所に対し、職種別に送付一覧表を整理して送付するよう依頼するという。
・看護師免許申請書類の所在不明について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kenko/0000265765.html
・個人情報を記載した書類の所在不明について(大阪府)
http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=16376