山形県中山町、下水道料金滞納者のデータ約1000件を一時紛失
山形県中山町の建設課において、下水道料金の滞納者リスト約1000件の個人情報を記録したUSBメモリーが一時紛失していたことがわかった。4月22日付の山形新聞によると、3月31日に、当該USBメモリーを入れた封筒が町役場に届き、事態が発覚した。USBメモリーは同課職員の私物で、記録されていた滞納者リストは督促状通知などのために町が作成した表計算データだった。2012年4月時点のデータで、個人や事業所の氏名、名称、住所、未納額などが記されている。封筒には、昨年2月にコンビニで拾ったとする文書が入っていた。同職員は町の聞き取りに対し、バックアップのためにデータを保存したと話しているという。町は個人情報を私物USBメモリーに保存したり外部に持ち出すことを禁じており、紛失の経緯や情報流出の有無などを調査のうえ、職員の処分を決める。また今後、文書管理の徹底を図り、再発防止に努めるとしている。
・山形県中山町
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