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NPO法人のメール共有サービス設定に不備、群馬県から送った名簿が閲覧可能に

群馬県は4月16日、グリーン・ツーリズム関係のNPO法人に送信した名簿が、当該NPOの電子メール共有サービス設定に不備があったことから、誰でも閲覧可能な状態になっていたと発表した。県によると、閲覧可能となっていたのはグリーン・ツーリズム推進協力者29名分の名簿で、氏名、ふりがな、住所、電話番号、メールアドレス、所属団体、職業等の情報が含まれている。県では当該NPOからの要望により3月24日、個人情報の提供に同意している推進協力者の名簿をメールに添付して送信。4月15日、地方公共団体情報システム機構から県に対し、個人情報が一般公開となっていると指摘があり、県ではNPOに連絡。名簿は同日、非公開設定とされた。該当者には連絡をとり、謝罪している。被害は確認されていない。県は、情報提供にあたって、電子メール共有サービスの設定確認を怠ったこと、ファイルにパスワードを設定しなかったことが事案発生の原因であるとし、再発防止のため、職員に対し県の情報セキュリティポリシーを遵守するよう徹底するとしている。
・電子メール共有サービスへの県民の個人情報の掲載について(農村整備課)(群馬県)
http://www.pref.gunma.jp/houdou/f3700035.html

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