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長野エーコープサプライ、社員が私有携帯電話で死亡診断書を撮影し流出

長野エーコープサプライ(長野県長野市)は4月10日、セレモニー事業部において、顧客から預かった死亡診断書(死体検案書)の部分情報が流出していたと発表した。同社によると、同社社員が業務中、死亡診断書の「外因死の追加事項」欄を私有の携帯電話を使って無断で撮影。同社業務以外の事業行為でその画像データを使用していた。住所、氏名等の情報はデータに含まれていない。当該データを使用したプリント物は特定して回収したが、それ以上に拡散しているとの情報もあり、確認作業を行っているという。同社は、顧客情報の機密の保持に対する意識の低さ、および業務管理手法に弱さがあったとしており、当該社員と管理監督者は懲戒処分とした。同社は再発防止のため、死亡診断書にかかわる業務において、情報を保有する担当社員名と保有日時を記録し、複写する場合は他の社員が立ち会うなどの対策をとることとした。また、私有携帯電話の使用について、業務中の使用範囲に制限を設けるという。
・死亡診断書(死体検案書)の部分情報の流出に関するお詫びとご報告[PDF](長野エーコープサプライ)
http://www.acsp.co.jp/news/doc/20140320important.pdf

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